東日本大震災で変わった家づくり

「自然素材=健康住宅」ではありません

1970年からの家庭の電力消費量の推移
健康住宅という言葉は非常に曖昧なもので、一般的には無垢材や塗り壁などの「自然素材」を使用し、新建材の使用を減らした家が健康住宅と考えています。
人工化学物質を排除したシックハウス対策の家を健康住宅、日本では「健康住宅=自然素材住宅」という図式が大半を占めています。 しかしシックハウス対策とは自然素材を使えばOKといった単純なものではなく、ホルムアルデヒド等の室内の化学物質対策だけにとどまらず、臭気対策、カビやダニ等のアレルゲン対策、室内二酸化炭素濃度や温度・湿度まで考慮して初めてシックハウス対策と呼ぶことが出来ます。
化学物質対策は当たり前、温度・湿度を適切に制御してこそ初めて健康住宅とよべる住まいになります。